この記事では、当サイトの管理人が長年の経験から得たノウハウの一部を公開してみようと思います。
パソコンを立ち上げてチャートを開いて…。
これは上がりそう(下がりそう)とみれば、いきなりトレードを開始する方も多いのではないでしょうか?
でも、トレードを始める前にほんのチョットだけ下準備をするだけで、月間損益を大きく改善できる可能性があると思うんですよね。
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トレードする前にチョットした下準備をするだけで結果が大きく変わるかもしれません
以下に当サイトの管理人が、毎日のトレード開始前にルーティンとして実行しているトレード準備についてまとめてみました。
但し、当サイト管理人は、テクニカル分析とプライスアクションを重視するトレードスタイルの短期トレーダーです。
トレード執行判断は15M(または5M)でおこない、1Mでタイミングを計ってエントリーています。
また、ポジションの保有時間は数分から数時間以内で決済し、ポジションのオーバーナイトはしないトレードスタイルです。
皆さんのトレードスタイルによっては合わない部分もあると思いますので、ご自分のトレードスタイルに照らし合わせてご判断いただければ幸いです。
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気持ちの切り替え
パソコンを開いて諸々のセッティングを終えたら、その日のトレードを始める前に、自分の頭をトレードモードに切り替えます。
穏やかな音楽を聴きながら30分くらい目を瞑って横になり、頭の中を空っぽにして新鮮な気持ちでチャートに向き合える心理状態を作ります。
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マーケットの環境認識
日足、4H、1Hといった、トレード執行判断をする時間軸のチャートよりも長時間のチャートで相場の環境認識をします。
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- 何度もぶつかっては跳ね返されている価格
- 目立つ高値(安値)
- トレンドラインの傾き、距離
…などをチェックします。
今日、自分がトレードする時間軸は、大きな流れの中でレンジなのかトレンドなのか?
或いは、上下の節目(抵抗体)までの距離(値幅)はトレードするに十分なのかなどをざっくりと俯瞰します。
そして、もう一つ重要なことは、もし自分が長い時間軸のチャートを使うトレーダだと仮定したら、このチャート(過去の)のどの時点で入って、どこで出る(Limit、Stopをどこに設定するか)かをブル・ベア双方の立場に立ってイメージしておきます。
要するに、個別具体的なトレード執行判断をする前にザックリと森を俯瞰して、相場の大きな流れと節目になりそうなポイントを確認して、今日の市場の大まかな状況をイメージしておきましょうと言うことですね。
この時点で、今日は売り(買い)から入った方がよさそうだとか、期待できる値幅はトレードするに十分なだけあるだろうか、などの基本的な環境認識をしておきます。
ちなみに、クロス円の通貨ペアでトレードする場合は、ベースになるドルストレートの環境認識もしておくべきかもしれないですね。
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その日のトレードで価格変動の節目になりそうな時間(ニュース)の確認
その日の経済指標や要人発言等のニュースの発表時間、祝祭日などの基本情報を把握します。
当サイト管理人は短期トレーダーなので、ニュースの内容(結果)それ自体を予想することには関心がありません。
短期トレーダーにとってのニュースは、相場参加者のオーダーが一気に集中する結果、直前の流れを反転或いは助長させることで、短期的なトレンドを生み出すキッカケになりやすい時刻を把握することに尽きると考えています。
但し、当サイトの管理人は、大きなニュースの前後30分程度の時間帯は、原則としてポジションを持たずに静観することにしています。
ニュース発表後30分程度が経過して、その後のブル・ベアの形勢が概ね見えてきた後にチャンスがあればトレードすることにしています。
ここまでが、日々のトレード前のルーティンとして最初にやる準備作業の概要です。
このあと、自分がトレードする時間軸のチャートを用いて、具体的にその日のトレード執行準備に入ります。
まとめ
- トレードをする前にチョットしたトレード準備をするだけで成績が向上する
- まずは気持ちの切り替え
- 次は、その日の相場の環境認識をする
- その日の相場の節目になりそうな時間(ニュース)の確認
でした
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